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 「シャドゥ・ハンター」 


 主人公の少年・英明が幼なじみの大樹・孝子(コーコ)と一緒に鏡の世界を冒険するジュブナイルSF。(だけどそんなにSFしていなくて、大人でも十分楽しめます)
 第42回毎日児童小説中学生向き優秀作品。毎日中学生新聞に連載。懸賞小説にしては珍しく新聞連載形式での募集。
 新聞社側から「好きにしていい」と言われたので、メルマガにして連載後、Web公開しました。
 なおこの作品執筆当時は、中学校は土曜日も午前中授業がありました。(いわゆる半ドン)今は週休二日制ですがね。

好評のうちに無事、連載終了!ありがとうございましたm(_ _)m
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2002/10/4(第30回)〜2002/3/15(第1回)

メールマガジン第1回の半分ほど(本筋に入ってない・・)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★「ぶれんど☆こおひい」ぷれぜんつ★

   シャドゥ・ハンター(第1回)   作:綾元ゆかり

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
----作者より----------------------------------------------------
 初めまして。綾元です。
 できれば最後までご愛読ください。
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「ありがとうございました」
 英明(ひであき)は教室の戸口で、礼儀正しく学習塾の先生に一礼した。
「暗いから、気をつけてお帰り、高野君」
 採点していた用紙から目を上げると、先生は、にっこり笑って英明を送る。
「はい」
 英明は、はっきりとした返事を返すと、学習塾の教室から出た。先生の言
ったとおり、外はもう暗くなっている。
 英明はまだ中二になったばかりだが、数学の進度が早く、一番最後の高校
生の時間帯に出てきている。今日はまだ八時だが、問題がなかなか解けず、
九時近くになることもよくある。
 だからといって、英明は、塾に行くのがつらいと思ったことはなかった。
勉強ぎらいの幼なじみ・長尾大樹(だいき)からは「人間じゃねーよ」のひ
とことで片づけられてしまったが、それが正直な気持ちだからしかたがない。
難しい問題がすっきり解けた時の快感は、本当に心地よい。
(そう言えば大樹から、明日提出する数学の宿題プリントを見せてくれって、
 頼まれてたな)
 もちろん英明は、宿題が出されたその日のうちに、きちんと済ませている。
しかし、いくら友達でも、宿題の答えを丸うつしされるのは、いやだった。
自分が努力して解いた問題の答えを、なんの苦労もなくうつされることに、
腹をたてているわけではない。それが大樹のためにならないと、英明は思っ
ているからである。
 ふたりとも部活動に入っていない――英明はもともと体が弱いからだが、
大樹は、部活動で自由をしばられるのがいやだからである――ので、その気
になれば、わからない問題を英明が大樹に教えてやる時間もある。が、大樹
の方のやる気がまったくないので、どうしようもない。
                         (第1回まだ続く)
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 メールマガジン「ぶれんど☆こおひい」第1号
 「シャドゥ・ハンター」第1回(全30回)
 発行日:2002年3月15日(週刊発行)
 発行責任者:綾元ゆかり
 発行システム:まぐまぐ http://www.mag2.com/
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 マガジンID:0000086548
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