

こんにちは!
「ジョン・ダウランド物語」を企画したリュート奏者の佐藤亜紀子です。
ジョン・ダウランド(John Dowland 1563-1626)は、エリザベス1世がイギリスを支配していた頃のリュート奏者・作曲家です。
リュートというのは左の絵にあるように、棹が後方に曲がっていて、後ろの部分がまるく、胴体の形は涙のしずくに似ているとされ、昔の王侯貴族や芸術家に愛され続けていた楽器です。
リュートの名手ダウランドは、数多くの素晴らしい作品を残しました。リュート独奏曲はもちろん、リュートの伴奏付きの歌曲にも彼の比類なき才能は現れています。
それにもかかわらず、彼の人生は順風満帆ではありませんでした。当時の音楽家なら誰もが熱望したエリザベス1世のもとの宮廷音楽家になることができず、彼は大陸に渡ります。ドイツ、イタリア、ついにはデンマークまで。当時の交通事情を考えるとリュートを背負った旅は困難であったことでしょう。
「旅・音楽・人生」が一体となってダウランドの名曲は生まれたのではないでしょうか。そんなダウランドの世界を存分に体験できるよう「影絵」と「朗読」を織り交ぜた演奏会をお届けしたいと思います。

HOME


