| 6月18日(日)神奈川支部講演会
『教育は甦る〜給食でここまで変わる子どもの心と学力!〜』(川崎市)
川崎市での 3回連続講演会がいよいよスタート!まずは第一弾、長野県真田町より大塚貢氏を招いての幕内氏とのセション講演会が、
6/18中原市民館ホールで行われました。時折小雨の降る生憎のお天気でしたが、神奈川・東京はもとより岐阜・静岡・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城さらには山形まで…文字通り全国から参加者が続々と集まり、総勢
210名の大変盛況な会となりました。
テーマが「教育」だけに、子育て中のお母さん層に加えて教育・給食・行政関係者も大勢参加してくださいました。医療関係者も多く、明らかにいつもとは違った顔ぶれの講演会となりました。(男性や子連れでない女性がこんなにたくさんいらしたのは初めてかも!)
大塚先生のお話を一人でも多くの方達に聴いてほしい、まずは知ってもらえるだけでも…と、会場からの距離に関わらず各地で積極的な広報展開をしてくださった方々の努力が実を結んだのだと思います。ご協力くださった皆様、ありがとうございました。
おむすび通信でも 3号に亘り紹介された大塚先生のお話は、期待以上に素晴らしい内容でした。「完全米飯和食給食」は、地方の小さな町だからできたことでなく、お金がなくても都会でも「やる気」さえあればどこでも実現できること、そしてその結果は子ども達が必ず出してくれるという事実に、大いに勇気づけられ励まされました。
もとは荒れていた地域だったのに、本当に非行がゼロ、不登校児も激減、そして学力が見事なまでにUPしていました。ここまで成果を見せつけられると、心ある人はだまっていられないことでしょう。講演会後、様々な立場の方達が「ぜひ自分達の地域でもやりたい!」とうれしい声をたくさん届けてくださいました。
今でこそ「近年、食育で最も成功した」と評される真田町の給食ですが、その導入にあたっては、現場の先生や調理員を始め保護者も子ども達も皆、反対の大合唱だったそうです。「給食費を出しているのだから子ども達が食べたいもの(パンや麺類)を出してほしい」という声や様々な圧力にも屈せず、毅然として「子ども達が好むものでなく、子ども達に食べさせたいものを出すべきだ」として完全米飯和食給食を貫いたその熱き信念に「真の教育者」の姿を見たような気がしました。
導入後も、何度となく試食会を開いて説明したり、子ども達にも栄養教育を行うなど地道な啓蒙を続け、この 3月に上田市と合併した際には「真田町の給食だけは守ってほしい」と言われるようにまでなったとのこと。(上田市の真田町以外の米飯給食は週
3回)
大塚先生の「事前に周りの理解を待っていてはいつまでたっても実行できない。子ども達は待ってくれない」との言葉に大きくうなずくと共に、だからこそ、気づいた人達が訴え、動ける人達が動いて、実際に給食を改善し実績をあげてゆくことが大切なのだと、改めて痛感しました。
折下、 6/8には国会(衆議院)でも真田町の教育改革を日本全国で取り入れるべきとの提案がなされたとのこと。この勢いに乗って、「完全米飯給食」の流れが全国に広がっていってくれることを願うばかりです。
今回の講演会では、いつもとはまた違った土壌にたくさん種まきができたように思います。これからどこでどんな芽が出てくれるのか楽しみにしつつ、今後も川崎から全国に向けて「完全米飯給食」の意義を発信してゆきたいと思います。第二弾は、11/3新潟のひまわり歯科医院より鈴木公子先生をお招きしてのセション講演会です。皆様のご参加、ご協力をお待ちしています!
(神奈川支部 熊谷千秋)
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