![]() 11月23日更新 定例祈祷会の予定 |
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◆LCJEの歴史は、1980年7月にタイのパタヤで開かれたローザンヌ世界宣教協議会に遡ることができる。この会議では、民族グループへの伝道を主題として17の分科会で話し合いがなされたが、その中にユダヤ人伝道分科会があった。その分科会への参加者は20名で、10日間の話し合いがなされた。その結果、『ユダヤ人に対するクリスチャンの証し』という文書が出版された。その文書は、以下の活動目的を持った協議会の設立を提案する画期的なものとなった。 ●定期的な出版物により、ユダヤ人伝道に関する情報を交換する。ユダヤ人伝道の戦略を検討するための場を提供する。 ●ユダヤ人共同体の流行、傾向を調査発表する。 ●ユダヤ人伝道のための各種会議を企画実行する。 この年の世界宣教会議で、LCJEはミニ協議会として発足することを許されたが、その後、現在のようなユダヤ人伝道に興味と使命を感じる人々のネットワークとして発展し、機能し始めた。 LCJE日本支部が設立されたのは、1994年10月23日。 他団体へのリンク |
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| amzi祈祷課題 | ||||||||
| 翻訳・解説 : 石黒イサク @ 素晴らしい問題 E・T ベイト・アサフ会衆 ネタニヤ 長すぎたように思える「不毛の時期」を経て、私たちの会衆は突然、多くのチャレンジに直面しています。最近、ごく短期間のうちに、新しい九家族と多くの独身者たちが私たちの群れに加えられたのです。これらの人々のバックグラウンドは、かなり広範囲であります。ロシアのコーカサス山地から帰還したユダヤ人、ヨーロッパから帰還したユダヤ人、イスラエル生まれで故国に戻って来た人、またドミニカ共和国の出身者もいます。また家族平均、3人の子供たちがいますので、一気に増加した人数はかなりのものです。 私たちの共同体として、インフラ整備にも必要が拡大したのです。しかしこれは、嬉しい悲鳴というか、何という素晴らしい「問題」なのでしょう! 私たちがこれらの人々に対応するために、知恵と配慮を与えられるように、皆様のお祈りをよろしくお願いいたします。多くの人々を収容できる大きさの集会室のため、また若者たちのための先生、教会学校の先生たちのために、どうかお祈りください。 A 殉教者の未亡人ポーリン パレスチナ聖書協会 愛するラミ・カダー・アヤド兄弟が天に召されてから、10月で2周年を迎えました。彼の未亡人であるポーリンと子供たちは、今、ヨルダン川西岸地区に移りました。そこでポーリンが文化省の仕事をしているからであります。子供たちはいままで順調に育っていますが、いくつかの難局を通っています。特に最年長のジョージは、遊び時間の時に「ババ」(アラビア語でお父さんのこと)と呼ばれるのが好きです。この家族ためのサポートが続いて必要であります。ポーリンと子供たちのために、皆様のお祈りと執り成しを感謝いたしますとともに、続いてよろしくお願いいたします。 《解説》本誌102号(2008年4月号)2ページと4ページに掲載しました、ラミ兄(写真参照)のことを記憶しておられますか? ガザのキリスト教書店店主であった彼は、たびたび「書店を閉めて、キリスト教活動を止めるように。さもなくばイスラムに改宗するように」という脅迫を受けていましたが屈しませんでした。ついに2007年10月6日、誘拐された翌日、惨殺された30歳の彼の遺体が発見されたのでした。ハマスのリーダーは犯人を逮捕して裁判にかけると言っていましたが、未だにそのようなことを耳にしていません。しかし、主はすべてをご存じです。殉教者の死は、主の目には特別に尊い存在なのですから。(使徒行伝7:55-56、黙示録14:13) B 宗教と伝統に対する若者たちの関心度 18歳-35歳間の若いイスラエル人2897人に対する調査は、いくつかの興味深いことを明らかにしました。彼らの84%は、宗教と伝統を維持するのが重要であると考えていました。 またイスラエルの若者の71%は、ヨム・キプール=贖罪の日には断食をすると言っています。そして彼らの53%は、自分達の台所で肉料理とミルク料理を混ぜることは、絶対にしないと言っています。 これらの統計によって示されたことは、若いイスラエル人が霊的なことに対して、以前より関心を持ち始めていることです。そしてモダンな若者たちと言っても、彼らがユダヤ教から完全に遊離するというわけではないことを示しています。 近年の傾向として、神様や霊的な事柄を敬遠したり、それらに対して距離を置く若者たちと思われていたところから、神様と霊的な事柄、また聖書に対する関心を持つ人たちの度合いがさらに増加していることを知ることができます。 《解説》ユダヤ教では、律法の食物規定を拡大というか、極端解釈しますので、乳製品と肉類を同時に取らないように、厳格な区分けをいたします。ユダヤ教徒の家庭では、常に最低二種類の食器を所有し、肉料理とミルク料理を別々の食器に盛りつけます。 この調査だけで、ユダヤ人全体を把握したとは言えませんが、リベラルと思われる若者たちが、より保守的になっていること、さらに聖書や神様に興味を持つようになっていることは、終末のイスラエルの国家的悔い改めへの道筋になるかも知れません。何と言っても、タルムード以上に聖書を読むユダヤ人が起こされることを祈りましょう。 C メシアの死は、口数が多かったためか? OMイスラエル 私たちがある男性と、タナハ(旧約聖書)について話していると、彼は思い出したいろいろな話し、たとえば「ダビデについて」などを語り出しました。 そして私たちは、イェシュアが私たちの人生をどのように造り替えてくださったのかと言うことを彼に話しました。彼は「あなた達は幸せでよろしいね」と言いました。そして彼は、「イェシュアの死は驚くべき事ではなく、彼はあまりにもオープンに、あまりにも口数が多く、話し過ぎたために殺されてしまったのだ」と私たちに説明したのです。私たちは、「イェシュアの死は、私たちの罪のための贖いの死である」と言いました。私たちは彼が腕に包帯をしているのを見ましたので、「その腕のためにお祈りしましょうか」と彼に尋ねました。彼は同意してくれましたので、イェシュアに祈りました。祈りの後で彼は、「腕が楽になった。私たちの会話のおかげで気分が良くなった」と言いました。 私たちは彼に詩篇とメシア預言の数々と、いかに多くのユダヤ人が、どのようにして正しい信仰に導かれたのかという証言が掲載されている本などを差し上げました。どうかこの男性のために祈ってください。 《解説》救い主を知らない人は、イエス様の十字架に対して、実にいろいろな説明や言い訳や理由を持っているものです。人類の敵であるサタンは、実に巧妙に不信者の目をくらます者であります。(第二コリント4:4-6) 彼らの目が開かれるために祈りましょう。 D ビルの屋上から落ちた男 Z・R B・H・Yリハビリテーションセンター エルサレム Dは約4カ月前にこの施設の「麻薬脱却プログラム」を入った男性です。彼は私たちに、プログラムに参加する前に起こったことを語ってくれました。彼の人生に起こった奇跡の1つは、彼が5階建てアパートに押し入って、強盗をした時のことです。彼は麻薬でもうろうとしていて、その後、屋上に上って行ってそこで眠ってしまったのです。夜中に目覚ました彼は、どこにいたか判らない状態でビルの屋上を歩き出し、地上まで落下してしまいました。しかし奇跡的に、彼は足首と骨盤を砕いた状態で生存しました。彼はその後、約1年間病院で過ごさなければなりませんでしたが、生命の危険状態にも、身体麻痺にもならず回復したのです。それでも彼はその後、直ちにドラッグに戻って行ってしまったというのです。 現在Dは、メシアにある新しい人生を見出し、救いを受け将来の希望を与えられました。これがさらに大きな奇跡であります。彼の将来のために、お祈りくださいますようにお願いいたします。 《解説》俗に言う「悪運の強い男」であるDが、神様の憐れみによって救われたことは、真の奇跡であります。しかし、薬物からの解放は、なかなか大変なことであります。イスラエルにおける大問題の一つは、麻薬中毒患者に対する支援であります。少しづつ信者たちがこの働きにも着手しています。大切な働きを憶えて祈りましょう。 E ようやく弁論開始 L・B アラド 10月22日に、私たちは再び法廷にいました。これは目撃者の証言と、証拠としてのビデオ上映が許可された、私たちの口頭弁論の第一回目であります。「これがアラドのクリスチャン共同体に対して進行中のハラスメントであることを示す証拠です。」と弁論を始めたところ、検察官は私たちが証拠ビデオを上映することに反対しました。しかし裁判官は「それはテレビと新聞で報道された、アラドで起こっていることに関するものだから」と彼の講義を却下し、私たちの証言を続けさせました。主がその裁判の時にも、働いておられたのは、明白でした。 裁判官が私たちの弁護士に語ったおもしろい情報とは、、、、 アラドのクリスチャンに対して超正統派ユダヤ人たちが起こしている未決の裁判例は、なんと30件もあるとのことです。裁判官が国外脱出の許可を私たちに与えてくれたことを感謝しています。 F 破壊された書籍 T牧師 エルサレム 私は小グループとともに、イスラエル北部に出かけ、アッコの祭りがあったので、私たちは、賛美をして、書籍配布をしていました。しばらくはすべてがうまく行っていましたが、やがて地方自治体の検査官が突然現れて、「配布を禁止する」と命令したのです。 彼は、「宣教師の本は配布禁止だ」と私たちに叫びました。私は「私たちは法を犯していないので、警察を呼んでください」と彼に言いました。やがてパトカーが到着しましたが、警察官は一人も車内にいませんでした。検査官は私を無理やり車に乗せようとしましたが、私は警官を呼ぶことを主張しました。 彼は私から本を奪って、私を車に押し込もうとしましたが、上手く行きませんでした。この男性は激怒して、私たちを「クルセイダーズ=十字軍」と呼び、彼の権威を乱用していました。その後、警察官が来て、私は彼と警察署に一緒に行きました。私には不法なことは何もないので、単なる形式的な手続きでした。 結局、彼らは「広告」と呼ぶ私たちの福音文書や新約聖書を没収し、私たちに多額の罰金を科してきました。彼らがしたことが、不当・不法であるので、やがて法廷で戦うつもりです。彼らは前日も、他の信者たちに暴行を加え、同じような伝道の妨害をしていたのです。私はその検査官に対して、私は彼を赦して、彼の祝福を祈ると言いました。 私たちはこのような不当なことには、立ち向かわなければなりませんが、同時に私たちの態度や言動に十分注意することと、また忍耐と愛も重要であります。 《解説》イスラエルの警官は体制側ですから、伝道そのものを止めることはしませんが、信者に対して暴動やトラブルにならないように、配布や伝道を止めるように促します。反宣教団体などが、伝道行為を止めさせるのは警察とは違って、彼らの言う「改宗」を迫るクリスチャンたちを憎み、攻撃しているからです。 どちらにしても、ユダヤ人に対する伝道には、愛と知恵と忍耐が絶対に不可欠であります。 |
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| ◆ 最近行われた行事より(報告) | ||||||||
| 「エルサレムの平和国際祈祷会」が、10月2日(金)と3日(土)に大阪と東京で開催されました (LCJEとハーベスト・タイム共催)。 |
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| エルサレムの平和のために祈れ メッセンジャー ノアム・ヘンドレン師 (解説と翻訳の文責:中川健一) 解説 ![]() 「エルサレムの平和国際祈祷会」が、10月2日(金)と3日(土)に大阪と東京で開催されました(LCJEとハーベスト・タイム共催)。東京では初めての試みとなり、画期的な国際祈祷会となりました。講師はイスラエルからお迎えしたノアム・ヘンドレン師でした。師は異邦人ですが、ユダヤ人の女性と結婚し、イスラエルに帰還してイスラエルの市民権も持っておられます。師はイスラエルのメシアニック・ジューの間で指導的働きを展開しておられますが、同時に、イスラエル聖書大学の教師としての重責も担っておられます。今回の師のメッセージは、実によく準備されたもので、広い視野に立って祈るための情報が満載でした。そのメッセージの要約分の形で皆様にお届けします(LCJEニュースと「つのぶえ」に同時掲載)。ともにエルサレムの平和のために祈り続けましょう。 はじめに 今回が初来日ですが、日本の皆さんにお目にかかることができまして、大変うれしく思います。 日本とイスラエルの間には類似点がいくつかあります。両国において、宗教は日常生活に深く根をおろしており、両国民のアイデンティティと深くかかわっています。また、イエスをメシアとして信じる信仰は、外国の宗教であると考えられています。イエスを信じる信者は、いずれの国でも少数派です。 イスラエルでは状況はより複雑です。それは、ユダヤ人が神の人類救済計画のために選ばれた民であることから来る複雑さです。ユダヤ人社会では、イエスを救い主と信じた者は「同胞への裏切り者」とみなされます。その理由は、何世紀にもわたって存在してきたキリスト教会の反ユダヤ主義神学にあります。ユダヤ人たちは、イエスの御名によって異邦人クリスチャンから迫害を受けて来ました。その結果、ユダヤ人たちは、キリスト教は異邦人の宗教であり、イエスは異邦人の神だと考えるようになりました。 イスラエルという国は、世界でも最も福音伝達が困難な国です。イスラエルのユダヤ人人口は560万人(全人口は約750万人)ですが、その中でイエスを信じるユダヤ人(メシアニック・ジュー)は、1万人以下です。メシアニック・ジューたちは、イスラエル社会では疑いの目で見られることが多いのです。また、正統派のユダヤ人たちからは、物理的攻撃を受けることもあります(彼らは政府から暗黙の承認を受けています)。 以下に、祈っていただきたい項目を列挙しますので、ぜひイスラエルのことを覚えて執りなしの祈りを捧げてください。 1.一般的な祈りのリスト 以下に記す内容は、一般的な祈りの要請です。イスラエルの政治、経済情勢を覚えてお祈りください。さらに、メシアニック・ジューの会衆のためにもお祈りください。 (1)「エルサレムの平和のために祈れ」(詩篇122:6〜9) イスラエルは、外から内から、テロリストたち(ヒズボラ、アルカイダ、ハマス)の攻撃を受けています。イランはイスラエルせん滅を宣言し、核兵器の開発を進めています。米国は、アラブ諸国との関係を改善するためにイスラエルに敵対する政策を取りつつあります。世界中に、反ユダヤ主義が「反シオニズム」という新しい形を取って広がりつつあります。イスラエルはますます窮地に追い込まれています。聖書の中には、終わりの日に、世界の諸国がイスラエルに攻めのぼって来るという預言があります(ゼカリヤ12:1〜3)。どうか、神がご自身の民を守ってくださるように、お祈りください。 (2)ユダヤ人の霊的救いのために(ローマ10:1、イザヤ62:1、6〜7) イスラエルの生存が脅かされる状況の中で、ユダヤ人たちが神を求め始めるようにお祈りください。ユダヤ人たちがメシアであるイェシュア(イエス)を信じて救われるように(ゼカ12:10)。神がユダヤ人の目にかかっている霊的覆いを取りのけて下さるように。また、国防軍で兵役に就いている何百人もの若い世代のメシアニック・ジューたちを覚えてください。彼らが素晴らしい証し人となりますように。また、NEC(全国伝道委員会)の奉仕が祝されますように。私自身がその委員会の共同議長職にあります。この委員会が、神の導きに敏感になり、効果的な伝道戦略を立てることができますように。メシアニック・ジューの会衆が、その地域にあって有効な伝道を展開することができますように。 (3)メシアニック・ジューの会衆とその指導者たちの霊的成長のために(第一コリント1:9〜12) 多くのメシアニック・ジューの会衆が、外に出て行くよりも自らの生存を守ることに汲々としています。最近、韓国の万民中央教会のイ・ジェロク牧師が提供する資金援助に惑わされ、彼の誤った教えを受け入れる会衆が出ています。どうか、霊的混乱に陥らないように祈ってください。メシアニック・ジューの指導者の80パーセントは、正式な神学教育を受けないまま牧会を続けています。彼らは神の業を実行することに忠実な働き人たちですが、より深い聖書知識を必要としています。彼らが、神のことばを正しく解き明かすことができるようにお祈りください。イスラエル聖書大学(IBC)は、メシアニック・ジューのリーダーを訓練するために建てられている大学です。IBCのためにもお祈りください。 (4)経済状況が改善されるように 世界同時不況は、イスラエルのメシアニック・ジューの会衆にも影響を与えています。多くの会衆が、海外のクリスチャンたちからの献金を受けて活動しています。昨今の献金減少により、経済的な試練がメシアニック・ジューの会衆を襲っています。異邦人クリスチャンがユダヤ人の兄弟たちの必要を覚えて下さるように、祈ってください(ロマ15:25〜27) 2.特別な祈りのリスト(ユダ3、使徒行伝20:28〜30、テトス1:9〜14) 以下に記すのは、特別な祈りの要請です。メシアニック・ジューたちが正統信仰から逸脱することのないように、ぜひお祈りください。 (1)背景 イスラエルのメシアニック・ジューたちは、ユダヤ人としてのアイデンティティを保持し、ユダヤ的な方法(彼らが理解するユダヤ的な方法)で信仰表現をしたいという願いを持っています。これは正当な欲求です。 @イスラエルには変わることのない召命が神から与えられています。メシアニック・ジューは、現在のレムナント(イスラエルの残れる者)です(ローマ11:1、5)。 Aユダヤ人に伝道するためには、ユダヤ人の前につまずきの岩を置かないようにする必要があります(第一コリント9:19〜22)。 (2)少数派ではあるが、ラビ的ユダヤ教の伝統を声高に強調するメシアニック・ジューたちが出て来ている。 彼らは、ラビ的ユダヤ教の伝統こそ、メシアニック・ジューの行動規範としては唯一のものであると主張し、それを認めない者はユダヤ人としてのアイデンティティを放棄していると断じています。 @彼らは、紀元1世紀のイスラエルでは、ラビ的ユダヤ教がユダヤ人の標準的な宗教であり、イェシュアもその弟子たちも、その文脈の中で生き、教えたと主張しています。 Aその結果、彼らはラビ文書(これは紀元3世紀以降に書き始められたものです)こそ、新約聖書を解釈する鍵であると主張します。その前提になっているのは、新約聖書の教えは、少なくとも基本的な確信と実践においては、後代のラビ文書と調和しているという考え方です。 Bさらに彼らは、紀元2世紀にラビ・アキバ(メシアニック・ジューの敵となったラビです)によって発展させられたラビ的解釈学の手法を、旧約聖書と新約聖書を解釈するための普遍的手法として受け入れます。その目的は、旧新約聖書の教えと、後代のラビ的律法や教えとを調和させるためです。 (3)「ユダヤ人のアイデンティティ」を定義しようとする試みが、結果として、ラビ的ユダヤ教とその教えを権威ある位置にまで高めることになった。 これは、カトリック教会が教会の伝統を、聖書信仰を規定する最終的な権威としていることと似ています。 @「旧新約聖書は信仰と実践のための唯一で十分な権威である」という確信が廃止され、ラビ的ユダヤ教の伝統がそれに取って替わるようになっています。メシアニック・ジューには、ユダヤ教の伝統を守る自由も、守らない自由もあるはずなのですが、いつの間にか、ユダヤ人であるならラビ的ユダヤ教の教えや伝統(聖書の教えに明らかに反しない限りにおいて)を守らねばならないという教えが幅を利かすようになっています。 ATS師は、「イェシュアの弟子たちは、ハラハー(ラビ的ユダヤ教の律法)を原則とし守るべきである。もちろん、イェシュアの教えや使徒たちの教えに反しない範囲においてであるが」と主張しています。 (4)ラビ的ユダヤ教の権威を認めることは、救済論にも影響を与える。 この立場を主張する人たちは、ラビ的ユダヤ教を「敬虔な生活の実践」と解釈することによって、救いの教理を変更しようとしています(「敬虔な生活の実践」とは、聖書の教えに従った信仰生活と同じ意味です)。つまり、敬虔なユダヤ人の場合は、イェシュアの死が贖罪の死であることや、イェシュアがメシアであることなどを意識的に信じなくても、救われるのではないかというのです(特に、ホロコーストのような悲劇によって、殉教の死を遂げた敬虔なユダヤ人の場合がそうだというのです)。 @前提となっているのは、ラビ的ユダヤ教の律法に従って生きている敬虔なユダヤ人は、すでに神への信仰を表明しているという考え方です。 Aそのような敬虔な生き方自体が、無意識的にメシアへの信仰を表していると解釈されます。ある教師は、「その人の血は、私たちや子どもたちの上にかかってもいい」(マタイ27:25)という聖句を取り上げ、これはユダヤ人たちが無意識的にイェシュアの贖いの血を受けているという意味であると主張しています。これは、ラビ的ユダヤ教に基づく驚くべき解釈であり、聖書の意味の曲解です。また別の教師は、「ポスト・ミッショナリー・メシアニック・ジュダイズム」という造語を使い、イェシュアはすでにラビ的ユダヤ教の中に「存在」しておられると教えています。だから、ユダヤ人に福音を伝える必要はないというのです。 (5)イェシュアと弟子たちが、その神学と実践において、一貫してラビ的ユダヤ教の枠組みを採用していたという教えは、イェシュアの神性を否定する立場に限りなく近づく。 ラビ的ユダヤ教を重視する教師たちは、表立ってはイェシュアの神性を否定するようなことはしません。しかし、御子の神性や、御子と父はともに神であることなどに関しては、明言を避けます。 @前出のTS師は、「イェシュアは神だと思うか」という質問を受けた時に、直接的回答を避けて、その代わりにペテロの信仰告白を引用しました。「あなたは、生ける神の御子キリストです」(マタイ16:16)。これならエホバの証人でも言える内容ですので、実際はイエスの神性を認めたことにはなりません。 Aこれらの偽教師たちがよくやるのは、イェシュアは「神」であると言いながら、そのイェシュアが「ヤハウェ」ご自身であることは否定することです。あるいは、父と御子とは三位一体の神の別の位格であることを否定します。そうなると、彼らが教えていることは多神教の教えであるということになります(エホバの証人は、ヨハネ1:1をそのように解釈します。「ことばはもうひとりの神であった」という意味です)。 B彼らがイェシュアの神性を否定するのは、ラビ的ユダヤ教の前提を受け入れているからです。ある教師は、「紀元1世紀において、ユダヤ人が人間のことを『神』と呼んだ例はない」と言い、それゆえ、「あなたは、生ける神の御子キリストです」という信仰告白も、ラビ的ユダヤ教の枠組みによって再解釈せねばならないと主張します。 C以上のような立場を主張する教師は少数ですが、彼らは出版物や他のメディアを使ってその主張を宣伝しつつあります。メシアニック・ジューたちが自らのユダヤ人としてのアイデンティティを保持したいと願うのはよく理解できますが、だからと言って、真の福音をユダヤ人に伝えることが妨害されるなら、それは問題です(イザヤ43:11)。 結論 異端的教えが広がることは、すでに聖書に預言されています(第一テモテ4:1〜2、第二テモテ4:1〜4)。終わりの日には、私たちは真理のための戦いをするように命じられています。どうかイスラエルの上に神の守りがあるように祈ってください。 霊的洞察力が与えられるように、牧師や教師たちがみことばの真理を宣言することができるように、信者が誤った教えを拒否することができるように、偽教師たちが悔い改めに導かれるように。イスラエルのメシアニック・ジューたちの間に愛と一致があり、終わりの時代にあって、同胞のユダヤ人たちにイェシュアの福音を宣べ伝えることができるように祈ってください。 |
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◆ LCJE日本支部主催月例祈り会
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| 12月の関西祈り会は、クリスマス祝会を予定しています。参加される予定のある方は、持ち寄り夕食会の食事一人前半位をご用意の上ご参加ください。 | ||||||||
| ◆ LCJEニュース日本語版 | ||||||||
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| 第3回ローザンヌ世界伝道会議への準備 デンマーク・イスラエル・ミッション ボディル・F・スコット 翻訳 : 近藤宏子 2010年10月ケープタウンで開催される第3回ローザンヌ世界伝道会議(ローザンヌV)の準備会のために、さまざまなグループの、各地域の、関連団体のリーダーたちが2009年6月8〜12日に韓国のソウルに集まった。関連団体としてLCJEもその準備会に招かれた。 私もカイ・K-ハンセンと共にソウルの長老派神学校に集まった約200人の一人として出席する特権にあずかったのである。LCWEの前回の指導者会議は2007年ブタペストで行われ、スーザン・パールマンが出席した。 この準備会の目的は、持ち寄った最新情報を討議してケープタウンの会議のプログラムを作り上げることであった。またプログラムの最終案を決めるときに重要な役割を果たす指導者会議に参加者を招き、今から16ケ月もすれば200人どころか4000人が集まってくる本番に備えて、計画委員会がやってみたいと思う活動と集会方式を試してみることでもあった。 もちろん6日間の会議の主要テーマはすでに決定されている。その6つのテーマは次のとおりである。(1)福音の真理、(2)福音の持つ和解の力、(3)世界宗教、特にイスラム、(4) 未完成のあるいは進行中の仕事、例えば聖書翻訳、未伝地域の人々、巨大都市、青年、メディアなどの問題、( 5)教会生活に求められる真正さ、(6)協力と協働。 プログラム 午前のプログラムは「エペソ人への手紙」の聖書研究である。3人のスピーカーが立てられるが、10人から成るいくつかの小グループになってテーブルに集まって行う話し合いに時間のほとんどが用いられる。すべての出席者はいずれか一つのグループに属さなくてはならない。午前中の残りの時間はその日のテーマに沿って開かれる本会議に当てられる。 午後は、3つの大分科会に分けられ、その日のテーマに沿った討議がなされる。それはさらに計18の小分科会に分けられる。参加者たちは自分たちにふさわしい分科会を選ぶことができる。 午後の残りは、参加者たちは30の言語で行われるワークショップの中から一つを選ぶか、自分たちの言語によるグループを作ってもよい。参加者たちはそれぞれイニシアチブを発揮して自分たちにふさわしいフォーラムなり、活動を作り上げるよう求められる。晩はセレブレーションと賛美の時である。 この段階で、計画委員会は参加者にさまざまな提案を提出するように求めることになっている。それはビデオのかたちでもよいし、証しでも、インタビューでも、音楽でも、他のどのようなかたちの提案でも良しとされる。私たちはまた、スピーカーや小グループのリーダーにふさわしい人の名前を推薦するように求められた。会議の公式言語は7つであるが、芸術グループの人々が述べたように、会期中、芸術という言語も使用されるであろう。 私たちはケープタウン会議のウェブサイトにアクセスして、準備の進展に注目するよう勧められた。URLはhttp://www.lausanne.org/cape-town--2010である。 LCJEを代表して。 私たちはソウルでのミーティングのために一般的な提案のほかにLCJE独自の提案も持って行った。出席者や指導的な役割を担う人々とのミーティングで、私たちはLCJEとしての議題を提出することにベストを尽くした。すなわち、ユダヤ人問題はケープタウンの会議で、プログラムの重要な部分であることを理解してもらうためにできるだけのことをしたかったのである。来年世界各地から4000人の人々が集まる予定であるが、その大半の人々はユダヤ人とユダヤ人伝道は彼らの日常生活には関係ないと言える場所と環境の中で生きている。LCJEはそのような状況下にある人々には知られていないと私たちは思っていた。しかし私たちはリーダーたちに話しかけた時、LCJEとは何であるかを説明する必要はなかったのである。彼らはLCJEの長い歴史とLCWEとの関係をよく知っており、心を開いて耳を傾けてくれた。 LCJEとして、私たちが取り組むべきことは、昔も今も、変わっていない。すなわち、イスラエルとイスラエルの神、またユダヤ人のメシヤとしてのイエスとキリストの独占的役割、また福音はそれを必要とする者のための福音だけではなく、失われた者のための福音でもあることに焦点を合わせつつ、このことがケープタウンでの会議の6つのテーマ(上記に既出)、すなわち福音の真理、和解、世界宗教等のようなテーマにふさわしい形で、どのように提議・提出すればよいかということが私たちに要求されている。リーダーたちは福音を謙遜な心を持って広める必要性があると何度も強調した。私たちはLCJE、教会とユダヤ人の特別な歴史は語り続ける必要があると信じている。私たちが謙遜な心を持って福音を広めていく時、特にこのことは有意義であり、適切なことだと信じている。 私たちはさまざまなセッションの責任者たちにいくつかの具体的な提案をすることができた。私たちの提案は聞かれたと思っている、そしてソウルに行ったことは充分価値があったと思っている。 LCJEが考慮すべき事 おまけの恵みが、私たちだけでなく、ソウルに行った人々すべてに与えられた。それは韓国の人々から受けたおもてなしと韓国の教会を見聞できたことである。それは実にすばらしいものであった!私たちのソウルでの日々を忘れられないものしてくださった韓国の方々に心から感謝をしている。韓国のクリスチャンの中にはLCGEのメンバーはまだ多くはない状況である。ここにLCJEとして考えなければならないことがある:ユダヤ人伝道が、それを最優先事項として掲げている私たちのためだけでなく、教会全体のために、重要であるならば、教会が大きく成長している地域の教会においてユダヤ人伝道を重要課題とするにはどうすればよいか、ということを考えていく必要がある。 出席者の2/3はユダヤ人のいない地域から来ているのだということを心に留めてほしい。今日の教会のありかたを理解するのに私たちはどのような貢献ができるだろうか? 教会はユダヤ人と異邦人、イスラエルと諸国民から成り立っている。ケープタウンで来年再び集まる時、どのようにすれば、ユダヤ人宣教の重要性を認識してもらえるだろうか? |
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| ★不許 無断複製・転載 LCJE日本支部 大阪市中央区北浜2−3−10 VIP関西センター3F 電話06-6233-8557 |
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