内臓あれこれC 〜脾と膵臓の関係〜
東洋医学(漢方)の世界では、内臓の中心となるものを肝、心、脾、肺、腎とし、陰と位置付けていますが、この脾に該当するのは、通常考えますと西洋医学では古くなった血液の破壊を司る脾臓が該当してくるわけですが、ここで脾臓ではなく膵臓が該当してきます。
東洋医学の中で唯一「学」として認められている鍼灸学の大家である本間祥白によると、解体新書を訳した杉田玄白が「脾」という言葉の意味合いが「しもべ」、「下脾」、「野卑」の意味合いであることから、重要な内臓にそのような意味合いの名称は不適当と考え、「多くが萃まり(あつまり)栄える」という意味合いの内臓という位置付けから「膵臓」という名称にした、ということです。
ちなみに広辞苑によると、「脾は脾臓の略。胃および膵臓の左にある造血器官の一種。リンパ球を造り出す。」となっており、「う〜む(^^;)、ちょっと困っちゃうなぁ!」という説明書きになっています。
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