心理カウンセリングの基礎知識

カウンセリングについてもっとよく知っていただくための情報をお届けします。。

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★はじめに ★よくある質問 ★カウンセリングの種類 ★カウンセラーは何をしてくれるの? ★カウンセリングはどれ位期間がかかるの? ★来談者中心療法 ★認知行動療法 ★行動療法 ★ブリーフセラピー

はじめに
カウンセリングに行こうと思っても、実際には、不安と緊張で、なかなかカウンセリングルームには、足を運びにくいものです。
このページでは、カウンセリングについて理解していただき、少しでもカウンセリングルームへ足を運ぶ不安と緊張を和らげていただくために、そして、効果的にカウンセリングを受けていただくためにカウンセリングに関する基礎知識をご提供して行きたいと思います。
できるだけ、分かりやすく解説していくつもりですが、ご不明な点があれば、電話やメールなどでお気軽にお問合せください。
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カウンセラーは何をしてくれるの?
カウンセラーに何ができるのか?難しい問題です。確かにいえる事は、カウンセラーは心理学的な知識や専門的な技術を持った専門家であるということですが、その知識や専門的な技術に基づいて、「こうしなさい、ああしなさい」とアドバイスをくれる存在ではないと言う事です。
もちろん、カウンセラーの用いるカウンセリング手法によっても異なってきますが、カウンセラーは「相談者の背景や気持ちを出来るだけ正確に理解し、どんな状況にあるのか、どんな心情的状況にあるのか」をできるだけ「指示」をせずに聴こうとします。
来談者中心療法などを用いる場合は特にですが、基本的にはクライアントの中に存在するより望ましい形を色々な専門的技術や知識を用いながら、クライアントとともに発見していくといった表現がふさわしいのではないかと思います。
ですから、一般的な治療院(あまり良い表現ではないかもしれませんが・・・)であるように、高圧的に「指示されたり、批判されたり」することはないといってよいでしょう!!
クライアントは、そのことによって、なぜ悩み、なぜ苦しみ、なぜ答えがわからないのかをカウンセラーを通して考えたり、感じたりすることができ、自分の本来の自然な感情がわかるようになるのです。
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カウンセリングはどれ位期間がかかるの?
カウンセリングはどれ位期間がかかるのか?これも難しい質問です。
来談者中心療法の場合、特に期間は限定しませんが、ブリーフセラピーなどの場合、一応の何らかの改善をみることをを5回から10回ぐらいの面談で起こす事を目標とします。
基本的にはクライアントがカウンセラーを必要としている限りは面談を行っていきます。クライアントとカウンセラーが話し合って、どれぐらいの間にどんな結果を出していこうと言う事を3回前後の面談をした後に考えてみるのもよいでしょう!!
   
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よくある質問
心療内科とカウンセリングの違いはなんですか?
心療内科は精神科医の医師が行っているもので、主に薬物療法を中心とした治療になります。診療時間は本の数分ということが多いです。
一般的なカウンセリングは対話を通じて、話を聴く事が中心なり、色々な心理療法やワークとよばれる体験を通して心の変化を促していきます。面談時間は通常60分〜90分程度かかります。
カウンセリングを受ければよくなりますか?
カウンセリングは医療行為ではありませんので、受けたからといってすぐに良くなくなるものではありません。
悩みの内容に異なりますが、定期的に受けて行きながら、時間をかけてゆっくり直していくことが必要となります。
何回ぐらい通えばいいのでしょうか?
少ない方は、1〜2回で良くなる方もいますが、あくまでもご本人の意思を尊重しておりますので、カウンセリングを受けたい時に来て頂ければ結構です。目安としては、現在抱えている悩みに対し、ご本人がもうカウンセリングを受けなくても大丈夫だと、判断された時点が終了となります。
3回程度通われた後、カウンセラーとその後のカウンセリング期間について話し合ってみてはいかがでしょうか。
秘密は守っていただけるのでしょうか?
秘密厳守いたします。法律上、他人の秘密を守ることが課せられていますのでご安心下さい。
身体的な不調があるのですが・・・
カウンセリングを受ける前に、心療内科・精神科・神経科などを受診されることをお勧めします。
現在、心療内科・精神科・神経科に通院しているんですが、カウンセリングを受けられますか?
カウンセリングを受ける前に担当医にカウンセリング等を受けてよいのか確認してください。
カウンセラーになるには資格が必要なんですか?
一般的にカウンセラーは国家資格が存在しないため、何の資格がなくても私はカウンセラーと名乗ればカウンセラーとして職業に付くことができます。ただし、多くのカウンセラーは大学で心理学を専攻し臨床心理士の資格を有している人、又は民間のカウンセラー養成学校で学んでいる人たちがカウンセラーとして業務を行っている人が多いのが現状です。(私は民間のカウンセラー養成学校出身です。)
臨床心理士の人の方が良いカウンセラーなんですか?
高度な専門性と研究能力、豊富な研修経験を有する心理学の専門家である「臨床心理士」の資格を有している人の方が良いと思われがちですが、そうとは限りません。
心の問題は非常に難しく、知識が豊富で経験があるからといっても、悩みを解決することに結びつかないからです。
カウンセリングを行う上で一番大切なのは、カウンセラーを信頼することができ、自分にと相性がいいかということです。
信頼でき、相性が良いカウンセラーには、自然に心を開く事ができるので、カウンセリングをスムーズに行うことができ、問題解決へ向け取り組む事ができるのです。
自分が受けてみたい人の所で受けるのが一番です。
悩みは本当に解決してもらえるのですか?
人生相談と違って、カウンセリングでは、「こうしなさい」「ああしなさい」と指示される事はほとんどありません。カウンセラーが相談者の問題を解決するのを目的としていないからです。
カウンセラーは自分の持っている専門的な知識や技術を通して、相談者自身が問題を解決していけるように援助するのが役割だからです。
カウンセラーは相談者が今の状況を整理し、より自分を理解する事により、その問題から解放されるように援助していきますが、カウンセリング=問題の解決というのとは違うのではないかと思います。
人と話すのが苦手なのですが、カウンセリングを受けても大丈夫でしょうか?
カウンセリングでは理路整然と話す必要は全くありません。話題を提供したり、相手に質問したりするのであれば苦手だという人も多いと思いますが、話すのは自分のことだけです。思い浮かぶままに自分の言葉で伝えるだけでいいのです。「何から話していいか分かりません」と言いながら、「いつの間にか1時間たっていた」と言われることが結構多いです。
カウンセリングも心理学も全く知りません。ぐち話になっても良いのでしょうか?
話したいこと、聴いて欲しいことを、どうぞそのままお話しください。一見ぐちをくり返しているように見えても、実は大切な意味があって、何か新しい動きがそこから生まれてくると思います。また心理学などの予備知識も、必要ありません。
健康な人でも、カウンセリングを受けますか?
まったく元気に生活している人でも、人生の岐路に立っている時には、もっと自分のことを知ってから前に進んだ方がよいこともあります。転職、恋愛、進路などで悩んでいる方にも、お役に立てることがあります。また身内との離別やペットロス、交通事故などの被害に遭われた方は、病気ではなくても危機状況ではあるので、一人で抱え込まずにカウンセリングを受けるのも一つの解決策でしょう。
   
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カウンセリングの種類
治療的カウンセリング
一般的にカウンセリングというとこの部分をイメージされる方が多いのではないかと思います。
うつ病やパニック障害など精神疾患を患われている方や、病院に行く程ではないけれども深い、辛いお悩みを抱えていらっしゃる方が行うカウンセリングです。
辛い気持ちを吐き出して頂き、その思いを受け止めることや、身についてる行動や考え方が自分にとって好ましくないものである場合、それを見つけ変えていくことも大切だと思っています。
日常のストレス発散のためのカウンセリング
アメリカなどでは一般的ですが、まだまだ日本では定着していない気がしています。大きなストレスを抱え込み、精神的、身体的疾患を抱え、医療機関にかかることの予防的役割ともいえるでしょう。
開発的カウンセリング
本来皆さんが持っている才能や魅力を引き出すためのカウンセリングです。メンタルトレーニングに近い考え方です。
素敵な人と恋愛がしたい
会社の評価を上げたい
夢に向かってチャレンジしたい
仕事を成功させたい
素敵な親子関係を築きたい
積極的になりたい・・など
   
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来談者中心療法
来談者中心療法とは、「クライエントの中にこそ問題を解決していく力がある」、「問題を解決していく主体はカウンセラーではなくクライアント自身である」という考え方に基づく心理療法で、専門化がクライエントに指示や助言を与えるのではなく、クライアントの話を傾聴し、その過程において解決の姿を導き出していこうというスタイルのカウンセリングです。
「クライアントの自己成長力に対する信頼」が基本理念であるこの療法では、カウンセラーにとって重要なのは、「自己一致」、クライアントに対する「無条件の肯定的関心」、「共感的理解」であるとされており、この療法においては、自由で暖かい受容的な雰囲気でカウンセリングがすすめられることが大切であるといわれています。    
クライアントの話を傾聴することを一番とするこの療法においてクライアントは、
・自分の感情や背景をカウンセラーに理解、共感してもらったことによる安心感と満足感が得られます。
・カウンセラーと話す過程において、自分の考えを整理し、解決策を見つけていけます。
もちろん、クライアントとの面談の状況によって、目標の設定や解決方法に対する検討などもしていきますが、感情的、精神的満足感を得られる分、カウンセリングにかかる期間も比較的長くなります。
   
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認知行動療法
認知行動療法とは、行動療法(クライエントの行動にのみ焦点を当てる療法:別途記述する予定)に認知過程に関する理論を組み入れ、思考、知覚、判断、自分の行っている事、暗黙の前提など、情緒や行動の混乱を引き起こしていると考えられる思考パターンを変える心理療法です。
具体的には、クライエントがおかれている状況、認知、行動、感情、行動と関係を明らかにし、そのもととなる「思い込み、ルール、自動思考、防衛」などの心的要因を見つけ出し、それをクライエントにとってより好ましいものに変えて行こうとする心理療法です。
認知行動療法では、ツールなどを使い、認知の整理をしていく事が多く、その使い方をマスターすれば、次回同じような状況に陥ったときに自分で対処できるなど、クライエントにとっては、対処プログラムの習得といった側面もあります。
来談者中心療法と比べて、クライエントが確認できる項目が多く、論理的な満足観を多く得られる療法と言えるでしょう。
いずれにしても、カウンセラーがクライエントを批判したり、命令したりする事はありませんので、安心してカウンセリングを受けてください。
   
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行動療法
行動療法では、」クライエントの問題となっている行動や症状について、目に見えない心の中の原因を探るのではなく、目に見える行動を具体的に変えていくことを目標とします。
例えば、「この人の問題は、意思の弱さだ」というように概念的に捉えるのではなく、「意思が弱いとは、どのような時にどのような行動をとる事か」というように目に見える行動として捉え、具体的にその行動がどのように変われば良いかを考えます。
そして、学習理論(私たちの行動や習慣は、全て学習によって身につくと言う考え方)に基づいて、悪い習慣を取り除いたり、望ましい習慣を身につけるプログラムを実施していく事により行動を修正していく事を目指します。
クライエントとカウンセラーが現状で可能な行動の変化についての目標をたて、それをクリアしていく事によって、最終的にクライエントが最も望む行動や習慣を身につけていくという方法をとります。
不安・恐怖・脅迫症状を呈する神経症や心身症、夜尿症、チック、吃音、性行動の異常、アルコールや薬物の依存などに効果が高いとされています。
 
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ブリーフセラピー
ブリーフセラピーは短期療法(5回〜12回以下)と約されており簡潔であること、短気である事という意味です。
ブリーフセラピーはある特定の心理療法の流派ではなく、問題解決の効果・効率を重視する立場と言えます。
ブリーフセラピーの特徴としては、精神分析のように過去の問題や原因に焦点をあてるのではなく、「何故問題が起きたか」ということよりも、「問題解決のために何が使えるか」ということを重視する解決思考のアプローチといえます。
「どうなれば良いのか、何ができていれば良いのか」といった、「問題が解決されている姿」を明確にし、「ウェル・フォームド・ゴール」といわれる実現可能な目標をたて、「その目標を実現するための方法」を見つけ、実践していく事で問題解決・課題達成を目指します。
また、すでに起きている解決の姿(例外場面の検討や「アテンプテット・ソリューション」と呼ばれる「不適切な解決行動・努力」を見つけ出し、その方法やそれを支える信念などを見直していきます。
   
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