疏水百選認定記念、
第3回
田園ウオーin那賀川平野
9月30日開催が決定
疎水は、全国で約40万キロメートルにも及び、我が国の農業・食料供給の基盤であり
国土・環境保全、美しい景観の形成など多面的機能を発揮する国民共有の資産である
と言われております。
この度農林水産省において、疎水に対する国民の認識の向上を図るため「疎水百選」
を実施しました。
全国から499件の応募があったそうですが、私ども「水土里ネット那賀川」が提出した
ものも認められ、2月2日に公表され2月22日開催の 第3回オーライニッポン全国大
会の中で認定式が行われました。
2月2日 熊本筆頭副理事長のコメント

 全国の多数の候補の中から疎水百選に選ばれ非常に光栄に思います。
 「那賀川用水」は那賀川南岸用水、那賀川北岸用水など、那賀川平野に水を引くため
の農業用の堰、用水路などの総称であります。

 那賀川用水は、全国有数の豪雨地帯を流れながら、渇水も起こりやすいと言いう治水
・利水両面で厳しい条件の那賀川流域において、地域の先人達の大変な苦労で築かれ
大切に守られてきた農業用水です。

 この用水によって那賀川平野は四国有数の一大農業地帯となり、地域が大きく発展
してきたことが評価されたのだと思います。

 しかし、この用水も堰の老朽化等により機能低下が著しくなっているため、現在、那賀川
平野の基幹的な農業用水施設を一新する国営の農地防災事業にも取り組んでいます。
ちなみに、この事業が完成した後の施設は那賀川土地改良区が管理することになります。

 この偉大な用水を後世に引き継いでいけるよう、今後も一生懸命取り組んでまいりたい
と考えております。
一級河川那賀川に設置された三つの頭首工
最上流の大西堰  (阿南市加茂町、十八女橋中央付近から撮影)
↑最上流の大西堰  (阿南市加茂町、右岸側市道から撮影、右の集落は十八女町)
中間に位置する那賀川南岸堰  (阿南市楠根町から上大野町を望む)
最下流の那賀川北岸堰  (左岸側、羽ノ浦町から上流を望む)


右岸側中大野町、(旧ガマン堰)付近より上流を望む


大西堰で取り入れられた農業用水は山腹を通り
加茂町を横切り、この水路トンネルを抜けて   
目的地吉井町に流入する。            


那賀川南岸堰から右岸側に取り入れられ、
最初に分水された水は、上三村用水として
長生町宮内、長生町西方、宝田町の一部に
送られる。

上大野町の山沿いを流下する上三村用水。


那賀川北岸堰から左岸側に取り入れられた水は
羽ノ浦町を潤し那賀川町全域と小松島市の南部を
潤している。                      

ここ羽ノ浦町の桜堤公園は、もともと那賀川の 
水や上流の浸透水が湧き出す遊水池であった。

今は河川堤防が整備され、農業用排水が流入し
地域住民や子ども達の憩いの場となっている。 


羽ノ浦町宮倉の「前川親水公園」

以前は湧水量が多く、この水で小松島市立江町の
一部地域も潤す湧水池であった。

現在、湧水量は少なくなっているようだが、地域の
人たちの憩いの場となっている。


那賀川南岸幹線用水沿いを歩く
「第二回田園ウオークin那賀川平野」

ちょうど温州蜜柑の最盛期・・・    
用水路には漁業のための舟も繋がれていた。


那賀川北岸幹線用水路で行われた
「お魚救出大作戦」


大きな鯉をつかまえて・・・
表紙へ 水土里ネットへ