カウンセリングルームA/T
当カウンセリングル−ムは日本カウンセラ−協会認定カウンセラ−(認定No.0702)がカウンセリングを致します
完全守秘のメールカウンセリングで心理カウンセリングを行っております

【コラム】沈黙は金、会話はプラチナ?

沈黙は金・雄弁は銀、
沈黙の方が雄弁よりも説得力がある
口をきかぬが最上の分別

西洋のことわざです・・・・・
さぁこれは非常に難しい。確かに沈黙する事で分別の象徴になる事象もありますけれど、我々人間の日常生活においては、沈黙は金とは言えないでしょう。

対話・会話はプラチナ

対話・会話はプラチナそれが為に人間関係が希薄になると思えます。基本形は『ありがとう』と『ごめんなさい』から始まります。そして対話・会話はプラチナと言えそうです。動物の内で言語を操るのは人間だけ。ならば折角与えられた言語によるちょっとした意思の疎通は、必要不可欠になります。昨今肩が触れただけでも、喧嘩や殺傷沙汰になる事件もあります。『袖触れ合うも多少の縁』の真逆です。

これでは人間としての価値が無くなってしまいますね。その時一言『ごめんなさい』がとっさに出れば? 多分『どういたしまして、こちらこそ』と、ちょっとした挨拶と笑顔が生まれるはず。これが例えば駅のホームであれば、電車を待つ間に会話が生まれるかもわからない、それが本来の有機体って事でしょう。ところが真逆の事象が増えている。当然世の中ギスギス致します。そして次第に職場の会議等でも「沈黙の螺旋」にはまり込んでしまって、疲弊していくようになる循環を招いてしまいます。

会話や対話は必要なツール

日本人は握手やハグが苦手な人が圧倒的に多いようです。多分繊細な言語を持っているからでしょう。ならばせめてその言語を駆使して、他者と触れ合う事が大切になります。独立独歩も結構ではありますが、仙人のような生活は不可能です。ならば最低限の会話や対話は必要なツールになります。

中津燎子さんって方が “日本的6点セット” と言う、興味深い事を書かれております。曰く

  1. はにかみ
  2. ためらい
  3. 人見知り
  4. 先送り
  5. 後回し
  6. 状況待ち

これはいささか困ったセットではあります。グローバル化が進んでおります昨今、民族的美徳は忘れずに、悪癖は排除しなければでしょうね。

河合隼雄先生がその著書『「日本人」という病』に書き残しておられるように

私は、いま日本はたいへんな時期を迎えつつあると思っている。これまでは欧米の文化の上澄みを上手くすくって取り入れてきたが、とうとう根っこのところでぶつかったという感じである。しかし、これは単に日本と欧米などという事ではなく、地球全体のこととも言えるであろう

我々日本民族も、その属性を正しく継承していくことが非常に大切でしょう。悪しきものは捨て、良きものを残していく事です。

←メールカウンセリングの概要 へもどる