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久々の出漁の為船の水、オイル、ビルジのチェックを終え、暖機運転、氷積み込み、道具の準備を慌しく終え出港準備完了。
4:45 出港
本日は毎年恒例の宴会関係者より、要望NO.1「サバの姿寿司」を作るべく「サバ多針漁」に出漁するが、前日の情報収集ではパッとする話は無く「非常に厳しい」との情報に対抗すべく例年少なくとも10匹以上は釣れる安芸沖「駆け上がり」を目指す。
浦戸湾から外に出ると意外に出漁している船は少なく、例年「サバ」目的の船が上の「ウルメ場」に向かっているはずであるが、2隻ほど水平線に浮かんで居るだけで何時もの賑わいはない。嫌な予感にとらわれながらも、冷たい物部の北西風を背に受け、15ノットでスイスイ安芸沖到着。ここでも嫌な予感。駆け上がりには例年数隻は遊漁船や多針漁の船が居るが、今年は自分だけ「1パイ船」である。
夜明け待ちで無線を聞いていると「NHKニュースで沿岸波3mと天気予報で出ていたので取り止め湾内で太刀魚漁をしゆう」などと交信している人が居た。ニュースの24時間をまとめた予報と違い、細かい予報をネットで調べられる環境が有り難い。10数年前まではテレビの予報で2月3月にトンボ漁に黒潮軸流まで船を出し、天候が急変して酷い目にあいながら帰港した事がたびたびあったが、近年のネット情報により安全度が大きくアップした。
6:30着
先輩多針漁の漁師さんから教わった「多針漁は手元が見えるか見えんうちからが勝負じゃ」との言葉を信じ、魚探にはぜんぜん反応の無い薄暗い海に仕掛投入…。
やや北西風の流されながら一生懸命竿を煽って誘いをかけるが、まったく魚の気配は無く刻々と時間は過ぎ、最大の時合いの日の出前をあっという間に過ぎてしまい、50本の多針を曳きながらうろうろ魚映を探すが映らず、ついに置き竿で流しながら「朝ごはんタイム」。
8時ごろ遠く黒牧8号上沖辺りから「愛香丸さん」「漁新丸さん」達がカツオを釣っている情報が聞こえてきて、交信すると「今からでも出て来い」とのお誘いでしたが、昼上がりで東のおんちゃん主催忘年会の「板長」を、おおせつかっていたので遠出も出来ず、水温も20度あるので「シンコウ丸」会長の「ウルメ場でカツオ情報あり」の言葉を頼りに、曳き縄漁に変更。
560ぐらいの上からジグザグに曳きながら下り9時も過ぎ、すっかり諦めモードで250ー530ぐらいの手結沖ウルメ場近辺を高知港に方向を向けると、「飛ばし」が、じゃ!じゃ!じゃー!と横走りして、後ろを見るとギラギラとした魚影が光っていた。直ぐ左回しにハンドルを切りバウデッキに飛び降り、よっしゃ!よっしゃ!と手繰ると、スッと軽くなり痛恨のバラシ!虚しく仕掛けを入れ直して居ると、今度は潜行板がザッザーと2枚浮き上がってきて、今度は慎重に取り込むと約2kgのカツオget!。続きもう片方も取り込み一安堵。その後近辺を曳き回すと時々潜行板に当たりがあり11半ぐらいまでに2.6kgを頭に10匹釣れ、お正月の魚が出来たのと丘からの昼呑みの催促もあり仕掛けを上げる。
12:30 帰港
今年は残念ながら「サバ多針漁」は不漁でしたが、思いがけない年末のカツオが釣れ今年の良い締めくくりが出来ました。今年も沢山の釣り仲間の方々と海に陸と楽しい時間を過ごさせていただき有難うございました。来年もよろしくお願いします。
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