
安心院を「あじむ」と読めますか?「心」が真ん中にある町、安心院。とっても気に入っています。私の中の「安心院」発です。ごゆっくり、お楽しみ下さい。
最終更新日:8月17日
◇盆踊り◇![]()
8月16日安心院盆地祭りが行われました。文化会館前の広場の真ん中に「口説き」の櫓が建ちそのまわりで「マッカセ踊り」を主に数種類の踊りを環になって踊ります。踊りの輪のまわりを見物人が、その外に屋台が・・。8時半過ぎ花火大会に変わります。踊りの輪は近年小さくなっていくようですが、見物人は結構多く(若者<中・高生>がどこからか湧いて来ます)祭りの力を感じます。我が家の少年達は、人ごみが嫌いで?見に行かず留守番、父母と野乃花の3人で出かけました。父はビール、母娘はかき氷。
8月13日雨。初盆の家を回る供養踊り「庭入り」が雨の中決行されました。町内数地区で行われる伝統行事です。雨で14日に延期したところもあるようですが松本では「傘鉾」にカッパ(ビニール)を着せて二軒のいえを回りました。厳かに執り行われ、9時過ぎより営農センター広場で「マッカセ踊り」他を環になって踊り、盆の夜を終えました。決行か延期かの判断が難しかったのですが、区長の判断により実施、成功でした。皆さん疲れ様でした。
◇地(つち)の子◇![]()

大分県豊後高田市に毛利甚八さんという知り合いがいます。彼の原作、幡地英明さんの漫画で「地(つち)の子」<集英社・・ジャンプ・コミック・デラックス1〜3巻>を紹介します。
1巻「西暦2007年、ついに日本国民が口にする食品のおよそ8割が外国産という時代が訪れた。文部科学省入省5年目の夏目駿太郎は、突如首相より3年以内に『農高卒の5割が就農する教育システム』を作り上げるよう命を受ける。そして、霞ヶ関から1,000Km離れた山奥の農業高校に着任した夏目だったが、そこでプライドを持たない生徒達、農業の過酷な現実に直面し・・・・・。」
2巻「過疎化が進む農村を救う事が『・・・教育システム』作りに必要だと気付いた夏目。そこで、集落の人を集め「農家というカッコイイ生き方を売る」というテーマパーク作りを提案。しかし、日本の農業・農政に絶望する農家の青年春山耕平は、その策に猛反発、夏目と大喧嘩になり・・・・・。」
3巻「農業の現状をより詳しく知ろうと、全国の優良農家を訪ね歩いた夏目と耕平。夏目はその旅の経験を通して『・・・教育システム』を考案する。そして、耕平と共に、その案を引っさげて、霞ヶ関に乗り込むが・・・・・。」
皆さんに是非、読んでもらいたい。食料自給率や農業後継者・農村の高齢・過疎化の問題を考える取っ掛かりになると思います。また、「豊かな生き方」とは何か、と立ち止まれます。3巻には「安心院」も登場します。
◇ぶどう狩り◇![]()
安心院はぶどうの産地です。市場出荷が大半ですが、お盆過ぎから、「ぶどう狩り」が始まります。町内の16ぶどう園でぶどう狩りが楽しめます。それぞれの園が、特色を出して「また安心院にぶどう狩りに行こう・行きたい」と言われる観光園を目指していると思います。
松本イモリ谷でもぶどう狩りができます。我が家も台風でぶどう園が潰れるまではやっていました。今は残念ながら出来ませんが、紹介は出来ますので、是非一度「ぶどう狩り」をお楽しみ下さい。
ぶどう狩りを考察します。
さて、「・・・狩り」で一番気になるのが、面白半分ドンドンちぎって会計でビックリ!ではないでしょうか?1キロいくらと分かっていても、ちぎった量の見当がつかない人が多いと思います。どんな方法が良いのでしょうか?研究の余地ありです。ちなみに、松本の2軒の農園では、1袋2,500円と3,000円です。(上手に詰めれば他園よりお得です。)あまり歓迎されないかもしれませんが、2人で1袋ということも可能です。安心して会計が出来ますヨ。
次に試食ですが園内でちぎって食べられるところは少ないようです。試食用が用意されているところが多いようです。ちなみに松本の園は、あれやこれやとつまみ食いをしなければ、園内試食可です。(ただし、独身女性に限ります?)
もう一つ、「食べ放題いくら」という形態の観光園も1軒あります。価格設定が難しいのですが、「食べ放題」という響きは、ちょっとそそられますね。でもそんなに食べれるものでもありません。
価格だけでなく、農薬も気になります。安全・安心を求めるお客さんが増えています。農家の方も極力農薬を使うまいと努力しています。またまたちなみに、松本の農園では機能水(酸性・アルカリ性水)を使ったり、色々と工夫して減農薬に努めています。「安心院」といういい名前の町ですから、町をあげて減農薬に取り組むといいのですが。
他にも、天候に左右される事や草や蚊の問題などなど沢山の課題がありますが、「安心院ぶどう」の生き残りの一つの方法です。農家もお客さんも喜べる・楽しめる「ぶどう狩り」をお互いに考えてみませんか。
<昨年の富士見台農園(松本)のぶどう狩り>
◇Food(風土)◇
盆地地形の安心院の夏は昼夜の気温差が大きく果物が美味しい。
有名なものに「ぶどう」がある。三十数年前開拓当初400ヘクタールあったぶどう園が今は200ヘクタールを割ろうとしている。我が家も80アールあったぶどう園をやめた一人だ。半分になったと考えず200ヘクタールもあると考えぶどうの町安心院で頑張って欲しい。若手ぶどう農家はよく頑張っていると思う。
ぶどうだけじゃない、「メロン」も出来る。メロンの歴史は22年(僕が21年)で当初は20数軒だったが、今は10軒で1.2ヘクタール程となった。産地としては成り立たなくなってきつつあるが、量(産地としてはある程度のまとまった量がいる)から質で勝負する時期だ。残ったメロン農家も頑張っている。今年、部会全員で減農薬・化学肥料を目指し、堆肥等の投入で土作りをし、美味しくて安全・安心なメロンを作ろうと「大分県エコファーマー」の認定を受けた。
もちろん、お米も大豆も野菜も美味しい。「安心院産」の農産物を見かけたら一度食べてみて欲しい。
<ぶどう(デラウェアー)> <ネットメロン(ベネチア)> <大豆(むらゆたか)>
◇景色10年・風景100年・風土1000年◇
村人は、こつこつと地に足つけて歩いてきた。そうして、この地の「風土」が創られた。しかし、近年、時間の流れが速すぎて、「1000年も時間をかけられない」と突貫工事の「風土」を創る、「1000年かけた風土」を壊して。「100年の風景」は虫食い状態,、「10年の景色」は吹っ飛んだ。どこもかしこも、似たり寄ったり。
村人は、考えた。「10年で景色が取り戻せるなら、木を植えよう。100年で風景が取り戻せるなら、子どもに伝えよう。1000年はちょっと長い、こつこつ行こう。」と。
我が家のログハウスは、森を切り開いて建てた。チェンソーを振り回し木を倒した。ユンボをおもちゃのように楽しんで、乗り回した。この地の景色は一変した。
私達は木を植えた。今、だいぶ大きくなって家が森に溶け込もうとしている。あと、5年は時がいる。
毎年恒例の「そうめん流し」。庭先です。もうすぐ森です。
「しいたけ駒打ち」。原木となる「くぬぎの木」は切ることで新しい芽を生む。
里山は人が手を入れることで、風景が守られてきた。
今、山は荒れ放題。村人が山に入らないからだ。
一昨年、松本に40年ぶりの「炭焼き釜」が復活した。お年寄りたちの出番がやってきた。我々も今のうちに技術を引き継いでおかねば。「駒うちと炭焼き」で里山に入るきっかけを作ろう。村人だけでは無理ならば、町の人にも手伝ってもらおう。
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